PGA2320 電子ボリューム基板 4ch(バランス・ステレオ対応) 完成品(B)
上にCPU基板を乗せますので、組み上げてから電源やボリュームの配線は簡単に出来ますが、
電子ボリューム基板の増設が タイプ(A)程 簡単ではありません。
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TI社の高性能 電子ボリューム用IC「PGA2320」を使った電子ボリューム基板です。
写真のように3枚重ねの構造で、一番下に制御基板があり その上に独立したPGA2320電子ボリューム基板が2枚積まれます。
PGA2320電子ボリューム基板の電源と制御信号は、制御基板のヘッダ端子から与えられますので、別電源は必要ありません。
このシステムは、プロ用機器や民生用ハイエンド・オーディオシステム用にも対応した設計で、低歪・低ノイズで高ダイナミックレンジなどの特徴を持っています。
また、リレーによる完璧なミュート回路などを備えていますので、電源オン・オフ時のポップノイズは発生しません。
PGA2320の前段にはオーディオ用オペアンプを使ったバッファアンプを持ち、さらにACカップリングコンデンサには、非常に優れた物理特性を持つ「ECHU1H224」を使用するなど高音質に寄与しています。
マイコン基板と 電子ボリューム基板は別になっていますので、マイコンからアナログ回路へのノイズ伝搬も非常に少なくなっています。
入力電源は±15Vで、電流値は±50mA以上あれば動作しますが、
例えば、当サイトで発売している
±15V 低ノイズ正負電源が使えます。
入出力には
3.5mmステレオミニプラグが使えます。
写真3のように、ネジやスペーサー、10kBのボリュームも付属しますので、ご購入後すぐに動かすことができますよ。
2チャンネルの音量を1個のボリュームで同時にコントロールすることも出来ますが、
L/R個別のボリュームを使うことも出来ます。
また、ロータリーエンコーダーを使うことも出来ます。
これらは、6ピン ピンヘッダのジャンパーの切り替えで行います。
(出荷時は1個のボリュームコントロール状態で出荷します。)
音量可変範囲
【ボリュームの場合】
0dB 〜 -63.5dB(絞り切ったら -95.5dBになります)
【エンコーダの場合】
0dB 〜 -95.5dB (0.5dBステップ 又は 1dBステップ切り替え)
1個のボリューム制御の場合
こちらをご覧ください。
2個のボリューム制御の場合
こちらをご覧ください。
ロータリーエンコーダーで0.5dB/クリックの場合
こちらをご覧ください。
ロータリーエンコーダーで1dB/クリックの場合
こちらをご覧ください。
基板の大きさは50 × 60mmで、43 × 53mmの所にネジ穴があります。
詳しくは
こちらをご覧ください。
PGA2320 電子ボリューム完成品です。
全ての部品実装済みで、動作チェック済みです。
マイコン基板の回路図は
こちらをご覧ください。
電子ボリューム基板の回路図は
こちらをご覧ください。
取り扱い説明などは付属しませんが、
解説サイトを作っていますのでご覧ください。