D級パワーアンプIC TPA3122D2を使った、BTLシングル / ステレオ対応基板です。
入力のカップリング・コンデンサにパナソニックのフィルムコンデンサ 「ECWU1105KCV」を採用し、
電源のバイパスコンデンサに、ニチコンのMUSE・KZ 25V 1000uFを使用。
また、フィルターのコイルには低直流抵抗の大型トロイダル・コイルを使用し、高音質に寄与しています。
■回路図です。
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■ステレオ接続の配線
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この基板1枚でステレオ・アンプになりますが 音質的に BTLモノ接続に比べ劣ります。
また、直流カット用電解コンデンサーや、ミュート回路などが別途必要です。
■BTLモノラル接続の配線(1チャンネル)
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モノラル接続では、IN2入力をGNDとショートしてください。 入力はIN1とGNDのみになります。
モノラルですので、ステレオでは2枚必要ですが、出力に大容量電解コンデンサーも、ミュート回路も不要です。※電源オフ時に「ポッ」と言う 小さな音が出る事があります。
音質的には、BTLモノラル接続の方が優れていますので、モノラル接続をオススメします。
電源電圧はDC10 〜 20Vの単電源が使用でき、スイッチング電源でもトランス式電源でもOKです。
ノートパソコンに使われる、19Vのスイッチング電源も結構 パフォーマンスが良いです。
※TPA3122D2単体の、電圧定格は10 〜 30Vですが、1000uFの電解コンデンサーの耐圧が25Vですので、もし20V以上でご使用される場合は、このコンデンサーを変更してください。
※部品は予告なく変更する場合があります。ご了承下さい。
詳しい解説サイトを作りましたので、こちらのサイトをご覧ください。