PGA2320を使った2ch対応 電子ボリューム基板です。
この基板は、プロ用機器や民生用ハイエンド・オーディオシステム用にも対応した設計で、
低歪・低ノイズ・ダイナミックレンジが広い などの特徴を持っています。
また、リレーによる完璧なミュート回路などを備えていますので、電源オン・オフ時のポップノイズは発生しません。
PGA2320の前段にはオーディオ用オペアンプを使ったバッファアンプを持ち、さらにACカップリングコンデンサには、非常に優れた物理特性を持つ「ECHU1H224」を使用するなど高音質に寄与しています。
※オペアンプには NJM5532DD を使っていますが、お好きなオペアンプと差し替えできます。
入力電源は±15Vで、電流値は±30mA以上あれば動作し、例えば、当サイトで発売している
±15V 低ノイズ正負電源 が使えます。
写真1のように、ネジやスペーサー、10kBボリューム、ロータリーエンコーダーも付属しますので、ご購入後すぐに動かすことができますよ。
2チャンネルの音量を1個のボリュームで同時にコントロールすることも出来ますが、
L/R個別のボリュームを使うことも出来ます。
また、ロータリーエンコーダーを使うことも出来ます。
これらは、6ピン ピンヘッダのジャンパーの切り替えで行います。
(出荷時は1個のボリュームコントロール状態で出荷します。)
音量可変範囲
【ボリュームの場合】
0dB 〜 -63.5dB(絞り切ったら -95.5dBになります)
【エンコーダの場合】
0dB 〜 -95.5dB (0.5dBステップ 又は 1dBステップ切り替え)
■接続図
1個のボリューム制御の場合
こちらをご覧ください。
2個のボリューム制御の場合
こちらをご覧ください。
ロータリーエンコーダーで0.5dB/クリックの場合
こちらをご覧ください。
ロータリーエンコーダーで1dB/クリックの場合
こちらをご覧ください。
基板の大きさは50 × 65mmで、43 × 58mmの所にネジ穴があります。
詳しくは写真6をご覧ください。
PGA2320 電子ボリューム完成品です。
全ての部品実装済みで、動作チェック済みです。
基板の回路図は
こちらをご覧ください。
マイコンの
プログラム・ソースです。
取り扱い説明などは付属しませんが、回路図と配線図が同梱されます。